Italia Concorso MusicArte
|概要|グランマエストロ・中川牧三記念 イタリアコンコルソMusicArte(ムジカアルテ)
■はじめに…
イタリア世界遺産・イタリア国立音楽院・イタリア各市・日本重要寺社と提携し、わが国の音楽芸術の発展を願って世界へ飛翔くスター、馥郁とした感性と教養ある 国際人を育てる音楽コンクールとして2009年に創設いたしました。
❄スターを目指す Stella<ステッラ=スター>部門、
❄教養を深める Cultura<クルトゥーラ=教養・教育>部門の両部門を設けています。
※音楽を愛する方への Gioia<ジョイア=愉しみ>部門は、第14回より割愛となりました。
クルトゥーラ部門へご参加くださいますようエントリーをお待ちしています。
■世界を広げ、学び、飛翔く・・!
MusicArte出場のみなさまに「学び・体験・出逢い」の場をつくり、広い視野と豊かな感性を培う〈チャンス〉を提供しつつ、インスピレーションとエネルギーの湧泉扉を開くお手伝いをして、才能を開花させる〈応援〉を目指しています。
才能ある人材を発掘し、造詣深い音楽家の育成を目的とする特徴あるコンコルソ<コンクール>です。
このコンコルソ=コンクールは、優劣を決めるための冷たい競争の場ではありません。
才能あふれる人、情熱のある人、音楽を愛する人・・すべての方が集い、素晴らしいチャンスに巡り合えるように力を尽くしています。
世界的なマエストロたち〈コンコルソ運営委員・審査委員・マスタークラス特別来日招聘〉たちとのふれあいもあり、国際色あふれるコンクールです。
■「コンコルソの後も続く支援」こそがイタリア コンコルソ ムジカアルテの特徴です。
音楽の本場、イタリアでは「いつでも」「どこでも」といっていいほど、クラシック音楽が日常の中に溶け込んで、人々の心に感動を与えています。
日本音楽界の草分け・日本イタリア協会では1930年代から培い繋ぎ続けてきた国内外(特にイタリア)の信用と人脈・絆をもとに、ムジカアルテの入賞者に素晴らしい様々な機会を副賞として授与しています。
音楽をこよなく愛する方たちに才能を育む土壌(チャンス)を与え、大きな夢の舞台へと導いて、感動と共に成長して頂けるのがイタリアコンコルソムジカアルテです。
イタリアでの国際フェスティバルは世界の人々の憧れの❄テアトロ・オリンピコ a VICENZAや❄ヴェッキオ宮殿 a FIRENZE❄クザーニ宮殿 a MILANO❄ドゥラッツォ宮殿 a S.MARGHERITAはじめ、※VENEZIA MILANO FIRENZE PADOVA VICENZAなど各都市 の歴史あるイタリア国立音楽院重要文化財名劇場、音楽史に残る由緒ある名舞台や日本国内重要寺社で演奏会を経験したコンコレンテの皆様からは、「とにかく感動した」「人生が輝いた」「人生がかわった」「運命が決まった」「音楽への姿勢が変わった」「大きな目標ができた」「音楽の真の喜びを感じた」「生涯の忘れられない宝物!」など嬉しいメッセージが沢山届いています。
この言葉では語りつくせない得難い成長の喜びと学びの機会を、みなさまにもぜひ体験していただきたいと希っています。
イタリア コンコルソ
ムジカアルテ言葉辞典
◆コンコルソ とは?
イタリア語でコンクール(フランス語)のことをさします(語源)。
イタリアでは、ローマ時代より、建築、芸術、音楽など、あらゆる分野においてコンコルソが盛んで、より良き作品と技術力が試されました。
大きなプロジェクト・創作時には技量・知性・教養・センス・芸術力がコンコルソで競い合われました。
コンコルソで選ばれた才能は芸術作品を通じて技術力が更に追求され発展し、コンコルソは色々な意味で尊ばれました。
鍵盤楽器・弦楽器等クラシックの楽器の源はそのほとんがイタリアで生まれました。
ドレミや五線譜が生まれた音楽の源・国であるイタリアに敬意を表し、
日本イタリア協会ではコンコルソ(コンクール)創設時より半世紀に亘りイタリア語の「コンコルソ」を命名しています。
◆ムジカアルテ とは?
「音楽」の意味をもつ「ムジカ・Musica」と「芸術(アート) 」の意味をもつ「アルテArte」をくみあわせ、日本の才能豊かな優れた音楽家や芸術家へ、世界へ飛翔くチャンスを与えるコンコルソとなるべく命名されました。
◆マエストロ とは?
主にクラシック音楽やアートの世界で使われる「敬称」で、優れた演奏者・指揮者・指導者・作曲家・演奏家・作詞家・演出家・などプロの音楽家または芸術家に対し、名誉ある敬称として使われます。
◆コンシリオ とは?
直訳すると「助言」です。アドバイスを受けたり、マエストロから指導を受けたりする際に使われます。
■日本の音楽界の礎を築いた楽壇の草分け・Mo.Makizo NAKAGAWA
中川牧三 略歴 (xsrv.jp)
たどり来し道 http://www.nipponitalia.com/makizo/tadori_01.html
2008.3月. 〈日本イタリア協会理事長/ 中川くにこ 筆〉
深謝 http://www.nipponitalia.com/kyoukai/shinsya.html
「日本イタリア協会」創始者であるグラン・マエストロ・ナカガワが1930年代からドイツ・イタリア・アメリカへと長年留学し、命をかけて築き上げた深い友情と音楽の絆が日本とイタリアの架け橋となって生き続けています。
戦後半世紀に亘って全数百名にも及ぶ日本人留学生を、ミラノ・シエナ・ボローニャ・ヴェネツィア・パルマはじめ、ヨーロッパ屈指の歴史・由緒を誇るイタリア国立音楽院へ毎年続けて特別推薦入学(国立音楽院内奨学金制度・全授業料免除/近年制度変革有)により送り続けてきた実績(現在続行中)は世界でも他に例はありません。
引継がれた貴重な友情の輪は、音楽・芸術を学ぶ我が国の若者たちを世界へと飛翔かせるチャンスを与え続けています。グラン・マエストロ・ナカガワが築いた音楽の絆と高い志を、イタリア最高位で活躍するマエストロ達がわたくしたち日本人のためにしっかりと支え続けてくれています。
日本人だけに特別に与えられた奇跡的ともいえる恵まれた貴重な経験の数々を通して、より一層精進し、奥深く音楽・芸術を探求し、世界の人々の心に響く演奏家を目指していただきたいと希います。